今週の経済指標
先週の注目イベント
10/12(火)
10/13(水)
- イギリス 8月 月次国内総生産(GDP)
- ドイツ 9月 消費者物価指数(CPI、改定値)
- アメリカ 9月 消費者物価指数(CPI)
- アメリカ 9月 消費者物価指数(CPIコア指数)
- アメリカ 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
10/14(木)
10/15(金)
雑記
今週の重要なデータが出ました。
早速、見ていきましょう❗️
昨日、発表された主な経済指標情報はこちらです。
1つ目。
9月 消費者物価指数(CPI)の予想値は5.3%、それに対して結果が5.4%、極端な差異はありませんでした。
これは、「インフレ指数」とも呼ばれています。値が高い程、物価が上昇していることを示します。
目標が2%なので、今回の値そのものは高いと考えられますが、現在は金融緩和の他に、品不足による価格の上昇という理由も含まれているため大きな問題にはなっていません。
2つ目。
FOMCの議事要旨については、テーパリング開始が11月 or 12月、金利引き上げの時期が2022年のまま変化無しです。
経済指標の見方としては、結果が単純に 高い or 低い だけではなく、予想に対して 高い or 低い かどうかも重要視されています。
よって、今回は特に問題無しと考えられます。
次に、市場の反応を確認しましょう。
【VIXのチャート】
図 トレーディングビュー(VIX)
VIXは、三角保合いを完全に下抜けています。
10月13日(水)のダウ平均、S&P500、ナスダック100の終値を見てみます。
- ダウ平均 前日比 +0.03%
- S&P500 前日比 +0.30%
- NASDAQ100 前日比 +0.80%
ダウ平均、S&P500、NASDAQ100の全てが上昇しています。
よって、考えられることは下記になります。
- テーパリングについて、既に市場が織り込んでいる
- 金利引き上げの時期(予定)に変更無し
- VIXが下落
- 注目のイベントが終わったので、下落トレンドが終わった可能性が高い
とりあえず、一安心です。
残る課題は、直近に決算発表があることです。
現在、コロナの影響で生産数が減少していて、品不足の状態です。その影響で、特にハイテクセクターの決算が悪いとの噂が出ています。
そのため、S&P500やNASDAQ100は上昇したとしても、まだ様子見される可能性が残っています。
これについては、生産拠点の国にワクチンが広まって、経済が再開して、雇用が回復するのを待つしかありません。
「為す術が無い」という状態ではないので、先行きは少し明るいです。
よって、結論としては、
大きなイベントが終わって下落トレンドが一旦落ち着いたと考えられます。後は、決算が控えているため、それ次第ですがジワジワと株価の回復が見られると思っています。引き続き注視していきます。
本日は、以上です。
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