【初心者 投資家】orange180のブログ

初心者向け投資情報など

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第2章 商品の種類・ジャンル

本カテゴリでは、初心者の方に向けて投資情報を掲載しております。実際に私が投資を始めて役に立った情報や、使えると思ったことを発信していきます。知識が完全に無の状態の人が投資できるようになるまでを目指します。

人によって預金・投資金額・保険の割合、車の有無、マイホームの購入or賃貸など、個人のライフスタイルによって正解が違います。

本サイトの情報が、皆様の生活を豊かにする1つのきっかけになれば幸いです。

 

 

投資をしてみたいけど、どんな商品があるのかわからない、という人に向けて商品の種類・ジャンルを紹介します。この章で全ての商品を紹介できませんが、初心者の方でも聞いたことがあるもの、お勧めできるものを厳選しました。様々な種類がありますが、それぞれの特徴がわかって目的に沿って選ぶことが出来るようになると思います。初心者の方はまず投資信託ETFを学びましょう。

 

1 投資信託

Ⅰ 概要

投資信託とは、ファンドが販売会社(証券会社・銀行・郵便局)を通じて投資家からお金を集めて株式や債券などに投資・運用して、その利益を投資家に還元するという商品です。

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図 投資信託の資金の流れ

 

実際のお金は信託銀行に預けられていて、法律でファンドと別の場所で管理することになっているので、基本的にファンドが持ち逃げできない仕組みになっています。

 

商品の形態としては、基本的に株、債券、不動産(REIT)、コモディティなどのセット品です。

 

コモディティとは、貴金属や原油、農業商品のことです。金(ゴールド)だけ、トウモロコシだけなど、中には1種類を扱った投資信託もありますが、基本的に多くの商品はセット品です。

 

例えば、日本のとある投資信託だと、トヨタソニー、NTTやソフトバンクグループなど、皆さんが聞いたことがあるような企業の株を少しずつ、丸ごと詰め合わせにしたものや、各国の国債をセット品にしたものなどがあります。

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図 投資信託のイメージ

 

 

Ⅱ 結論

投資信託を買う時にどんな基準で選ぶと良いのか、を5つ示します。

  • 投資信託ベンチマーク(値動きの目標)がインデックス指数(全世界や1つの国の市場全体を代表する指数)であること
  • 買付手数料(購入時手数料)が無料であること
  • 手数料の信託報酬(率)が安いこと
  • 利回り、トータルリターンが全世界株並み、またはそれ以上に高いこと
  • ○○ショックのような有名な大暴落時の値動きと回復までかかった期間が全世界株並み、または下落率(%)が小さくて回復期間が短いこと

 

インデックス指数とは、全世界や1つの国の市場全体を代表する指数のことです。例えば日本だと日経平均株価TOPIXアメリカだとダウ平均株価、S&P500があります。このような指数に投資することをインデックス投資といいます。

 

投資信託を選ぶ時に大切なことは、長期で見た時に右肩上がりの上昇をしていて、手数料が安くて、暴落時に下落率が可能な限り低い商品を選ぶと良い、ということです。

 

初心者の方はまず、この5つの条件を満たす投資信託を購入するところから始めてみましょう。リスクを小さくするため、最初は無くなっても良いと思うくらいの少額で始めて少しずつ商品の種類と金額を調整・修正していくと良いです。

 

また、一目で特徴がわかる早見表を下記に掲載します。( ETFの解説は後程ありますので、ここでは割愛します。)

 

表 投資信託ETFの特徴の早見表

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上記の表から、投資信託はリアルタイム売買ができず、注文してから数日かかることから、月1回など定期的に定額で購入を続けることに向いています。

 

Ⅲ 利回り、トータルリターン

利回り・トータルリターンとは、どれだけお金を増やすことが出来るのかを表す数値(%)です。値が大きいほど、利益も大きいです。

 

また、トータルリターンは、価格そのものの損益であるキャピタルゲイン(譲渡益)と定期的に発生するインカムゲイン(配当金・分配金)の2つで構成されています。

 

 

目安としては、超長期リターンだと全世界株式が5.2%、米国株式が6.6%です。

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≪画像元:Credit Suisse Global Investment Returns. Yearbook 2021≫

図 1900~2020年の各国&全世界の平均リターン

 

直近1年(2021年8月時点)だと、どちらも10%を超えていますので、商品を選ぶ際にはこれらの数値をご参考にしてください。

 

利回り・トータルリターンは、利益を購入金額(元本)で割って、さらに運用年数で割ることで算出できます。

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利回り・トータルリターンがどのような影響を与えるのか、運用例を示します。

1年で10%のリターンの商品に100万円の投資をすると、1年後に110万円になります。そして、2年後には110万円の10%増しの121万円になって、3年後には放置しているだけで理論上133.1万円になる、というような感じです。

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また、利回りが高いと利益も大きいので、高いものに手を出したくなるのはわかりますが、高過ぎるものには注意が必要です。

 

リターンが高い代わりに手数料が高くて、実際の売却時の利益は想定よりも安いことや、たまたま景気の良い直近の期間だけ切り取って算出したリターンの値を宣伝していることがあります。

 

例えば、下図(左)のグラフは2015年~2021年の日経平均の価格で、右肩上がりになっていますが、下図(右)の1990年~2021年の日経平均の価格だと、右肩下がりで未だに最高値を超えていません。切り取る期間が異なると全く印象が違うものになっています。

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図 日経平均株価の推移

 

対策としては、20年や30年など、なるべく長い期間の値動きを見ることです。

必ずしも、過去のトレンドが今後も続くということではありませんが、価格が上がらずに手数料だけが取られるボッタクリ商品を購入しないようにするため、長期で確認するようにしてください。

 

Ⅳ 売買時に発生する手数料

投資信託の売買時に発生する手数料は、主に3種類あります。

購入時手数料(買付手数料)

購入時手数料とは、投資信託を購入する際に販売会社に支払う手数料のことです。購入時手数料の上限は各投資信託の目論見書に定められていますが、上限の範囲内であれば販売会社が商品ごとに定めることができます。このため、同じ投資信託でも販売会社で販売手数料が異なることがあります。

 

信託財産留保額

信託財産留保額とは、信託期間の途中に投資信託を換金した場合に徴収する金額のことです。ある受益者が換金する際に必要な事務手数料を賄うという意味合いがあります。信託財産留保金を徴収しなければ、これらの手数料は残存する受益者が負担することになるので不公平が生じることから、これを回避するために徴収されます。

 

解約手数料

解約手数料とは、投資信託を途中で解約(換金)したとき、受益者が負担する費用で販売会社が受領する手数料のことです。買付時に手数料を取らないファンドが解約時にこの手数料を取ることがあります。手数料率(額)は目論見書に記載されているので事前に確認することができます。

 

投資信託には、売買時に手数料が発生する商品と発生しない商品の2種類あります。余程のボッタクリ商品でなければ「購入時手数料」と「解約手数料」については、基本的に無料が多いです。

 

販売会社(証券会社・銀行・郵便局)やファンドは手数料で儲けているので、特に利回り、トータルリターンが同じなら、余計な手数料が発生しないものを選びましょう。手数料を多く払っても、リターンは上がりません。

 

また、銀行・証券会社・郵便局などの対面窓口では、人件費の分だけ手数料が余計に高くなるので、ネット証券会社での口座開設を推奨します。

 

Ⅴ 保有時に発生する手数料

投資信託保有時に発生する手数料は項目数が多いです。その中では「信託報酬(率)・運用管理費」が大事です。監査報酬(費用)や、売買委託手数料などは「その他の費用・手数料」という項目でまとめられています。

 

信託報酬(率)・運用管理費

信託報酬(率)とは、投資信託の運用・管理の対価として投資信託財産から支払われる費用のことです。運用管理費用(信託報酬)は信託財産から日々差し引かれるので、投資家は、投資信託保有している期間は、間接的にその費用を負担していることになります。その割合及び額は交付目論見書や運用報告書の運用管理費用(信託報酬)の項目に記載されています。

 

その他の費用・手数料
  • 監査報酬(費用)
  • 売買委託手数料
  • 保管費用
  • マザーファンドの換金に伴う信託財産留保額
  • 信託事務にかかる諸費用等

 

信託報酬(率)がどのような影響を与えるのか、例を示します。

信託報酬率が0.1%の投資信託Aがあったと仮定します。購入金額を100万円とすると、100万円に信託報酬率0.1%を掛けたものが年間の運用管理費となります。

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これを日割りした金額が保有し続けている間、毎日発生します。

 

一般的に信託報酬(率)が高い商品と安い商品では、安い商品の方が良い商品といわれています。これも Ⅳ 売買時に発生する手数料 と同じように手数料です。暴落していても掛かるものなので、とにかく安い商品を選ぶようにしましょう。

 

実質コスト

実質コストとは、実際に運用して発生した経費のことです。各投資信託の運用報告書に記載されています。

 

上記の信託報酬やその他の費用・手数料は、あくまで目安の値です。考え方や、計算方法は上記の計算式の通りですが、実際に発生した金額は実質コストで計算したものになります。一般的に、信託報酬率よりも若干高くなります。

 

投資信託保有時の手数料を比較する時は、信託報酬(率)の比較で問題ありません。充分にどちらが安いのかわかります。

 

Ⅵ 購入可能な金額

投資信託は100円以上、1円単位で購入可能です。

 

Ⅶ リアルタイム売買不可

投資信託は、非上場のためリアルタイムで価格を確認しながら売買できません。売買の注文を出してから、実際に約定するのに数日かかります。

 

なので、丁度今価格が下がっていて安いからという理由や、下落しているから直ぐに売る、ということには向いていません。

 

月1回など、定額で定期的に買い続けるという時に向いています。

 

Ⅷ 通貨

投資信託は、円で買うことができます。

 

ただし、日本のファンドが海外の投資信託に投資している場合、円で購入を選んでも大元が$の商品もあるので、その場合は運用の一環でファンドが円とドルを替える仕組みになっています。そして、その時に発生する為替手数料等の経費は Ⅴ 保有時に発生する手数料 の中に含まれています。

 

Ⅸ 再投資

投資信託は、年に1回の決算の時、または年に数回、運用益から経費を控除した後、分配金が発生して購入者に配られます。

 

中には、分配金が「なし」となっていて、自動的に再投資される商品もあります。再投資は、この発生した分配金で購入できる口数だけ自動的に買い付けされるという仕組みです。

 

再投資をすることで、利回りの上昇の影響を受けて複利の効果がより大きくなります。最初は小規模ですが、長期で年月が経つ程、どんどん増えていきます。分配金目的でない限り、基本的に再投資有りの設定で購入するようにしましょう。

 

購入時に再投資するのか選択できる項目があるので、設定すれば後は全て自動でやってくれます。分配金を出す投資信託の商品もありますが、一度分配金を受け取ると、自動の再投資よりも税金の関係で費用が余計に掛かって複利効果が弱くなるという点があるので注意しましょう。 

 

 

 

2 ETF(上場投資信託: Exchange Traded Fund)

Ⅰ 概要

ETF(上場投資信託)とは、上記の投資信託とほぼ同じで株、債券、不動産(REIT)、コモディティなどのセット品です。国内ETFと海外ETFの2種類あります。

 

上記の投資信託との違いは、投資信託は非上場ですが、ETFは上場しているという点です。そのため、リアルタイムで価格を確認しながら売買することに向いています。ロウソク足のチャートを見てテクニカル分析などが可能です。

 

投資信託よりも保有時に掛かる経費率が安いですが、売買手数料が発生します。

 

Ⅱ 結論

ETFを買う時にどんな基準で選ぶと良いのか、を5つ示します。

  • ETFベンチマーク(値動きの目標)がインデックス指数(全世界や1国の市場全体を表す代表となる指数)であること ①
  • または、有名な債券ETFコモディティETFであること
  • 経費率(Total Expense Ratio)が安いこと
  • ①の場合、利回り、トータルリターンが全世界株並み、またはそれ以上に高いこと
  • ①の場合、○○ショックのような有名な大暴落時の値動きと回復までかかった期間が全世界株並み、または下落の値動き(%)が小さくて回復期間が短いこと

 

※インデックス指数とは、例えば日本だと日経平均株価TOPIXアメリカだとダウ平均株価、S&P500のことです。

 

つまり、①の場合は、長期で見た時に右肩上がりの上昇をしていて、手数料が安くて、暴落時に下落率が可能な限り低い商品を選ぶと良い、ということです。また、暴落時に上昇しやすい債券ETFコモディティETFを所持しておくことで、資産の減少を抑制することができます。

 

初心者の方はまず、この5つの基準を満たすETFを購入するところから始めてみましょう。リスクを小さくするため、少額で始めて少しずつ購入する商品の種類と金額を調整・修正していくと良いです。

 

また、一目で特徴がわかる早見表を下記に掲載します。

 

表 投資信託ETFの特徴の早見表

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上記の表から、ETFはリアルタイム売買が可能なので、暴落時など、タイミングを見てまとまった資金で購入することに向いています。


Ⅲ 利回り、トータルリターン

上記の投資信託の Ⅲ 利回り、トータルリターン を参照。

 

Ⅳ 売買時に発生する手数料

売買手数料

売買手数料とは、ETFの購入時、及び売却時に支払う手数料のことです。証券会社に支払います。なお、手数料は証券会社によって異なります。

 

Ⅴ 保有時に発生する手数料

経費率

経費率とは、ETFを運用するために必要な費用が、純資産総額に対してどのぐらいの割合かを表したものです。

 

主な経費は信託報酬ですが、それ以外にも有価証券の売買委託手数料、保管費用などが含まれます。

 

一般的に経費率が高い商品と安い商品では、安い商品の方が良い商品といわれています。これも Ⅳ 売買時に発生する手数料 と同じように手数料です。暴落していても掛かるものなので、とにかく安い商品を選ぶようにしてください。

 

Ⅵ 購入可能な金額

ETFは商品によりますが、数百円~数万円で購入可能です。

 

普通の株と同じように、市場が開いている間はリアルタイムで売買されているので、売買している人たち、つまり、市場が価格を決定します。

 

Ⅶ リアルタイム売買可

ETFは、上場しているためリアルタイムで価格を確認しながら売買できます。

そのため、暴落時にまとまった資金で購入することに向いています。

 

Ⅷ 通貨

使用する通貨はETFの場合、国によって変わります。国内ETFは円で買うことが出来ます。海外ETFは円で購入するか、海外通貨で購入するか選ぶことが出来ます。

 

海外ETFを円で購入することを選んでも、実際は通貨を替えるので、証券会社が為替手数料を追加で取っていて、購入をクリックしたときに自動で差し引かれる仕組みになっています。なお、手数料は証券会社によって異なります。

 

Ⅸ 再投資

ETFは、年に1回の決算の時、または年に数回、運用益から経費を控除した後、分配金が発生して購入者に配られます。

 

ETFは、投資信託と違って自動で再投資をしてくれません。一度分配金を受け取ってから、自分で再投資する必要があります。

 

ただし、一度分配金を受け取ると、再投資するよりも税金の関係で費用が掛かかって複利効果が弱くなるという点があるので注意しましょう。   

 

 

 

3 個別株

Ⅰ 概要

個別株投資とは、自分で選んだ個別の投資先企業の株を買い、配当金を受け取ったり、株価が上がったら売却したりすることで利益を得る方法です。株主優待を実施している企業も多くあるので、優待品を目当てに個別株投資をすることを楽しんでいる投資家もいます。

 

日本だとソフトバンクトヨタソニーなど、アメリカだとAppleFacebookAmazonMicrosoftなどの1社の株のことです。

 

一般的に、企業のIR情報、経済ニュース、業界に関するニュース、四季報有価証券報告書などを読み込んだりする必要があり、投資銘柄が増えれば増える程多くの時間も必要です。それらを実施しても、日々の個別のニュースに左右されて、簡単に狙い通りにいかないため、投資信託ETFよりも難易度が高くなっています。初心者の方は、あくまでも投資信託ETFがメインで安定して運用ができるようになって、少なくともETFで、移動平均線MACD、RSI、ボリンジャーバンド一目均衡表などのインジケータの見方がわかるようになってから挑戦しましょう。

 

基本的に購入可能な株の最小単位(1単元)が100株という企業が多いので、株式投資で配当金や株主優待、議決権などの権利を保有するためには、ある程度の大きな資金が必要になります。

 

また、人によってはストレスを抱えるかもしれません。自分の購入した商品が下落して損失を出しているのに、日経平均株価や業界全体は株価上昇しているときや、日中の株価の値動きが気になること、「あのとき売っておけば良かった」、「まだ売らなければ良かった」と思うときなど、利益を出しても損失を出しても、後悔とストレスを抱えるかもしれないので、合わないと思ったら止めてください。

 

最近では、1株(単元未満株)で取引可能な証券会社が登場してきました。まず初心者の方は、仕組みに慣れる必要があります。最初は、1株(単元未満株)の証券会社で口座開設をして少額で練習してみましょう。

 

下記に、1株(単元未満株)で取引可能な証券会社やアプリを掲載します。(2021.08時点)

SBI証券(S株)

・SBIネオモバイル証券

・LINE証券

・PayPay証券(※ 1株単位ではなく「1000円以上1000円単位」)

・CONNECT(ひな株)

マネックス証券(ワン株)

auカブコム(プチ株)

岡三オンライン証券

・日興フロッギー

 

4 FX(外国為替証拠金取引

Ⅰ 概要

為替差の利益を狙うものです。レバレッジを効かせることで、従来の何倍もの利益・損失を出すことが出来ます。

 

FXは、投資ではなく投機です。投資は、長期的に資金を投じて比較的リスクを小さく、緩やかに着実に資産を増やすことをいいます。それに対して投機は、相場の変動を利用した短期的な取引のことで、場合によっては大きな損失が発生します。初心者の皆さんが投機をする時は、充分に注意しましょう。

 

レバレッジを効かせて何倍もの利益を得ようとしたり、自分の所持金以上に無理して利益を出そうとすると、その分、借金に繋がりやすいので気を付けましょう。「1日で1億円を手に入れる可能性があるということは、逆に1億円を失う可能性もある」ということです。

 

始めは、少額&レバレッジ無しで仕組みに慣れましょう。相場の上昇・下降を読めないのに大金を賭てはいけません。また、自分の予想した通りの値動きになるのか確認して日記をつけましょう。注文時に必ず損切しても良い価格で逆指値を入れるようにしましょう。

 

少なくともETFや個別株で、移動平均線MACD、RSI、ボリンジャーバンド一目均衡表などのインジケータの見方がわかるようになってから挑戦しましょう。初心者の方にとっては、投資信託ETFがメインですので、FXを少し試してみて合わないなと思ったら無理せずに止めましょう。

 

また、安易に自動売買システムに手を出すことは止めましょう。詐欺の可能性があることを考慮して慎重に行動してください。突然、預けていたお金が全く引き出せなくなってからでは遅いです。都合の良い儲け話は存在しません。

 

インフルエンサーの目的が宣伝費や、あなたの振り込んだお金、有料商材への誘導、のどれなのか考える癖を付けるようにしてください。変なところにお金をかけなくても、Youtube等で無料で良情報を入手できます。

 

Ⅱ ロット(Lot)

ロット(Lot)とは、FXを取引する時の通貨量の単位のことです。製造業の用語で、「生産・販売の最小単位」を意味します。他には「ロット」の代わりに「枚」、「レッグ」があります。

 

基本的には、「1ロット = 10,000通貨」と定義されています。注文する時、数量の欄に入力します。

 

ドル円の場合だと、「1ロット = 10,000ドル」となります。

つまり、最小単位 1ロットで取引する場合、10,000ドル(1ドル=100円の時、100万円)を取引開始前に用意する必要がある、ということです。(※ 条件:レバレッジなし=1倍)

 

最近では「1ロット = 1,000通貨」や「1ロット = 1通貨」など、少額で取引可能なFX会社が登場してきました。1ロットが何通貨なのかはFX会社によって変わりますので、事前に確認をするようにしましょう。

 

まず初心者の方は、仕組みに慣れる必要があります。最初は、「1ロット = 1通貨」のFX会社で口座開設をして少額で練習してみましょう。

 

下記に「1ロット = 1通貨」で取引可能なFX会社を掲載します。(2021.08時点)

・ネオモバFX

・SBI FXトレード

・MATSUI FX

 

Ⅲ 売買の仕組み

買い注文

まず始めに、何か物を購入します。次に、購入した物の価値が高くなってから売却します。購入時の価格が売却時の価格よりも高いので、その差が利益になります。

もし売却時に購入時よりも価格が安い状態で売ってしまうと、損失になります。

 

売り注文

まず始めに、誰かから黙って物を借りて勝手に売ってしまいます。次に、売った物の価値が下がったら、買い直します。そして、安く買い直した物を借りていた人に返します。売却時の価格が購入時の価格よりも高いので、その差が利益になります。

もし購入時に売却時よりも価格が高い状態で買ってしまうと、損失になります。

 

Ⅳ pips

pipsとは、FX取引のために導入された値動きや、利幅の最小単位のことです。導入されたおかげで、異なる通貨ペアの値動き、利幅、スプレッドをpipsという単位で統一して表現することが可能になりました。

 

円を含む通貨ペアの 1pipsは0.01通貨相当の単位です。

例えば、ドル円の場合、1pips = 0.01円 = 1銭です。1ドル100.00円から101.00円に値動きが上昇した場合、100pipsとなります。

 

円を含まなない通貨ペアの1pipsは0.0001通貨相当の単位です。

例えば、ユーロドルの場合、1pips = 0.0001ドルです。

 

Ⅴ レバレッジ

レバレッジとは、「てこの力」や「てこの作用」といった意味で、担保として預けた証拠金の何倍にも相当する資金を動かして取引できる仕組みのことです。

 

倍率の種類は、証券会社によって異なりますが、基本的に1倍、2倍、5倍、10倍、25倍があります。

 

通常の両替などであれば10万円で10万円分の外貨しか取引できません。しかし、25倍のレバレッジを使えば10万円の25倍、つまり250万円分の取引を行うことができます。

 

Ⅵ 預託金残高・預託証拠金残高

預託金残高とは、FX口座に預けているお金の残高のことです。(評価損益や未決済のスワップ損益は含みません。)

 

Ⅶ 評価損益

評価損益とは、未決済の損益の金額です。

 

下記の計算式で算出できます。

 [値動き] × [数量(通貨)] = [評価損益]

 

下記に例を記載します。

(例1)

「1ロット = 10,000通貨」のFX会社で、1ドル=100円の時、10ロット(100,000通貨)の買いポジションを保有して、その後 1ドル=97円になった時の評価損益は -30万円 となります。

 

つまり、下記の計算式で算出できます。

 [値動き] -3円/ドル × [数量] 100,000通貨(ドル) = [評価損益] -30万円

 

 【詳細】

 ① 1ドル = 100円の時

 ② 10ロット(100,000通貨、ドル) = 10,000,000円 で買って保持した

 ③ 1ドル =  97円に変化した

 ④ 10ロット(100,000通貨、ドル) =   9,700,000円 になった

 ⑤ 10,000,000円 - 9,700,000円 = 300,000円 の含み損になった

 

(例2)

「1ロット = 1通貨」のFX会社で、1ドル=100円の時、100ロット(通貨)の買ポジションを保有して、その後 1ドル=97円になった時の評価損益は -300円 です。

 

つまり、下記の計算式で算出できます。

 [値動き] -3円/ドル × [数量] 100通貨(ドル) = [評価損益] -300円

 

 【詳細】

 ① 1ドル = 100円の時

 ② 100ロット(100通貨、ドル) = 10,000円 で買って保持した

 ③ 1ドル =  97円に変化した

 ④ 100ロット(100通貨、ドル) =   9,700円 になった

 ⑤ 10,000円 - 9,700円 = 300円 の含み損になった

 

Ⅷ 資産評価額

資産評価額とは、FX口座の資産に含み益・含み損を加えた金額のことです。

 

下記の計算式で算出できます。

 [預託金残高] + [評価損益] = [資産評価額]

 

下記に例を記載します。

(例1)

1,000万円をFX口座に入金して、30万円の含み損が出た場合は970万円が資産評価額ということになります。

 

つまり、下記の計算式で算出できます。

 [預託金残高] 1,000万円 × [評価損益] -30万円 = [資産評価額] 970万円

 

Ⅸ 必要証拠金・注文必要証拠金・取引必要証拠金

必要証拠金とは、FX取引をするためにFX会社に預けないといけない最低限の金額のことです。

 

下記の計算式で算出できます。

 [数量] × [基準価格] ÷ [レバレッジ倍率] = [必要証拠金]

 

下記に例を記載します。

(例1) 

「1ロット = 10,000通貨」のFX会社で、1ドル100円の時、レバレッジ1倍で数量10ロット(100,000通貨、ドル)注文した時の必要証拠金は1,000万円です。

 

つまり、下記の計算式で算出できます。

[数量]100,000通貨(ドル) × [基準価格]100円 ÷ [レバレッジ]1倍 = [必要証拠金]1,000万円

 

また、下記に同条件の時の各レバレッジの必要証拠金を記載します。

 100,000通貨 × 基準価格100円 ÷ レバレッジの倍率  1 = 必要証拠金 1,000万円

 100,000通貨 × 基準価格100円 ÷ レバレッジの倍率  2 = 必要証拠金    500万円

 100,000通貨 × 基準価格100円 ÷ レバレッジの倍率  5 = 必要証拠金    200万円

 100,000通貨 × 基準価格100円 ÷ レバレッジの倍率10 = 必要証拠金    100万円

 100,000通貨 × 基準価格100円 ÷ レバレッジの倍率25 = 必要証拠金      40万円

 

(例2) 

「1ロット = 1通貨」のFX会社で、1ドル100円の時、レバレッジ1倍で数量100ロット(100通貨、ドル)注文した時の必要証拠金は1万円です。

 

つまり、下記の計算式で算出できます。

 [数量] 100通貨(ドル) × [基準価格] 100円 ÷ [レバレッジ] 1倍 = [必要証拠金] 1万円

 

また、下記に同条件の時の各レバレッジの必要証拠金を記載します。

 100通貨 × 基準価格100円 ÷ レバレッジの倍率  1 = 必要証拠金 10,000円

 100通貨 × 基準価格100円 ÷ レバレッジの倍率  2 = 必要証拠金   5,000円

 100通貨 × 基準価格100円 ÷ レバレッジの倍率  5 = 必要証拠金   2,000円

 100通貨 × 基準価格100円 ÷ レバレッジの倍率10 = 必要証拠金   1,000円

 100通貨 × 基準価格100円 ÷ レバレッジの倍率25 = 必要証拠金      400円

 

Ⅹ 証拠金維持率

証拠金維持率とは、保有ポジションの必要証拠金に対する資産評価額(純資産)の割合のことです。

 

下記の計算式で算出できます。

 [資産評価額] ÷ [必要証拠金] = [証拠金維持率]

 

 【参考】

 [資産評価額] = [預託金残高] + [評価損益]

 [評価損益] = [値動き] × [数量]

 [必要証拠金] = [数量] × [基準価格] ÷ [レバレッジ]

 

下記に例を記載します。

(例1)

「1ロット = 10,000通貨」のFX会社で、口座に1,000,000円を入金しました。1ドル100円の時、レバレッジ1倍で数量1ロット(10,000通貨、ドル)注文しました。この時、最低限必要な金額である必要証拠金は、1,000,000円です。

この条件で、ドル円が各値動きをした時の証拠金維持率(%)を下表に記載しました。

 

表 ドル円が各値動きをした時の証拠金維持率
預託金残高
(円)
購入時の基準価格
1ドル= 100円
レバレッジ
(倍)
数量
(通貨,ドル)
ドル円の値動き
(円)
値動き
(円)
評価損益
(円)
資産評価額
(円)
必要証拠金
(円)
証拠金維持率
(%)
¥1,000,000
$1
¥100.00
1
10,000
¥100.00
¥0.0
¥0
¥1,000,000
¥1,000,000
100.0%
¥1,000,000
$1
¥100.00
1
10,000
¥100.50
¥0.5
¥5,000
¥1,005,000
¥1,000,000
100.5%
¥1,000,000
$1
¥100.00
1
10,000
¥101.00
¥1.0
¥10,000
¥1,010,000
¥1,000,000
101.0%
¥1,000,000
$1
¥100.00
1
10,000
¥99.50
¥-0.5
¥-5,000
¥995,000
¥1,000,000
99.5%
¥1,000,000
$1
¥100.00
1
10,000
¥99.00
¥-1.0
¥-10,000
¥990,000
¥1,000,000
99.0%
¥1,000,000
$1
¥100.00
1
10,000
¥98.00
¥-2.0
¥-20,000
¥980,000
¥1,000,000
98.0%
¥1,000,000
$1
¥100.00
1
10,000
¥97.00
¥-3.0
¥-30,000
¥970,000
¥1,000,000
97.0%
¥1,000,000
$1
¥100.00
1
10,000
¥90.00
¥-10.0
¥-100,000
¥900,000
¥1,000,000
90.0%

 

 

(例2)

「1ロット = 10,000通貨」のFX会社で、口座に40,000円を入金しました。1ドル100円の時、レバレッジ25倍で数量1ロット(10,000通貨、ドル)注文しました。この時、最低限必要な金額である必要証拠金は、40,000円です。

この条件で、ドル円が各値動きをした時の証拠金維持率(%)を下表に記載しました。

 

表 ドル円が各値動きをした時の証拠金維持率
預託金残高
(円)
購入時の基準価格
1ドル= 100円
レバレッジ
(倍)
数量
(通貨,ドル)
ドル円の値動き
(円)
値動き
(円)
評価損益
(円)
資産評価額
(円)
必要証拠金
(円)
証拠金維持率
(%)
¥40,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥100.00
¥0.0
¥0
¥40,000
¥40,000
100.0%
¥40,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥100.50
¥0.5
¥5,000
¥45,000
¥40,000
112.5%
¥40,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥101.00
¥1.0
¥10,000
¥50,000
¥40,000
125.0%
¥40,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥99.50
¥-0.5
¥-5,000
¥35,000
¥40,000
87.5%
¥40,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥99.00
¥-1.0
¥-10,000
¥30,000
¥40,000
75.0%
¥40,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥98.00
¥-2.0
¥-20,000
¥20,000
¥40,000
50.0%
¥40,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥97.00
¥-3.0
¥-30,000
¥10,000
¥40,000
25.0%
¥40,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥90.00
¥-10.0
¥-100,000
¥-60,000
¥40,000
-150.0%

 

上記2つの表から、レバレッジの倍率が変わっても、[評価損益]の値は変化しないことがわかります。しかし、[必要証拠金]、[証拠金維持率]が大きく変化することがわかります。

 

特に、レバレッジが高い25倍は、少しの値動きで証拠金維持率が大きく変化してしまいます。-3円/ドルの値動きで、証拠金維持率が25%にまで減少してしまいます。

 

ギリギリの金額ではなく、預託金残高を必要証拠金よりも余裕を持って高めの金額にして、証拠金維持率を高くしてください。

 

もし、レバレッジ25倍で預託金残高が1,000,000円だった場合、下記の表になります。

 

(例3)

上記の例2の口座が1,000,000円だった場合で、ドル円が各値動きをした時の証拠金維持率(%)を下表に記載しました。

 

表 ドル円が各値動きをした時の証拠金維持率
預託金残高
(円)
購入時の基準価格
1ドル= 100円
レバレッジ
(倍)
数量
(通貨,ドル)
ドル円の値動き
(円)
値動き
(円)
評価損益
(円)
資産評価額
(円)
必要証拠金
(円)
証拠金維持率
(%)
¥1,000,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥100.00
¥0.0
¥0
¥1,000,000
¥40,000
2500%
¥1,000,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥100.50
¥0.5
¥5,000
¥1,005,000
¥40,000
2513%
¥1,000,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥101.00
¥1.0
¥10,000
¥1,010,000
¥40,000
2525%
¥1,000,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥99.50
¥-0.5
¥-5,000
¥995,000
¥40,000
2488%
¥1,000,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥99.00
¥-1.0
¥-10,000
¥990,000
¥40,000
2475%
¥1,000,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥98.00
¥-2.0
¥-20,000
¥980,000
¥40,000
2450%
¥1,000,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥97.00
¥-3.0
¥-30,000
¥970,000
¥40,000
2425%
¥1,000,000
$1
¥100.00
25
10,000
¥90.00
¥-10.0
¥-100,000
¥900,000
¥40,000
2250%

 

Ⅺ ロストカット(強制決済)

ロスカット(強制決済)とは、未確定・決済前の損失である含み損が拡大して純資産額が必要証拠金を割り込む状況まで追い込まれると、ポジションを自動的に強制決済する仕組みのことです。ロストカットされる証拠金維持率の基準値(%)はFX会社によって異なります。

 

ポジションを自動的に強制決済するロスカットは損失の拡大を防ぎ、投資家の資産を守るための安全装置的な役割を果たしています。 利益を期待して取引開始しても為替レートの動き次第では大きな損失になることもあります。損失額が拡大して不足金が発生してしまう事態を避けるために、ロスカット制度があります

 

注意点として、必ずしも拡大し過ぎた損失額を保証するものではないということです。急激な価格変化や流動性の低下などにより、ロスカットのための決済注文が約定せずにさらに損失が拡大してしまうリスクがあり、預託された証拠金を上回る損失が発生する可能性もあります。 

 

 

 

5 その他

外貨建てMMF先物、オプション、CFD、IPO、仮想通貨、信用取引については除外致します。

 

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■注意事項・免責事項

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